基礎代謝量(男女別・年齢別)
基礎代謝量とは、何もせず安静にした状態で消費されるエネルギー量のことです。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2015年版)によれば、年齢ごとの基礎代謝基準値は次のようになっています。
※ 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2015年版)より作成。
男性
年齢 |
基礎代謝基準値 (kcal/kg体重/日) |
参照体重 (kg) |
基礎代謝量 (kcal) |
---|---|---|---|
10〜11歳 |
37.4 |
35.6 |
1,330 |
12〜14歳 |
31.0 |
49.0 |
1,520 |
15〜17歳 |
27.0 |
59.7 |
1,610 |
18〜29歳 |
24.0 |
63.2 |
1,520 |
30〜49歳 |
22.3 |
68.5 |
1,530 |
50〜69歳 |
21.5 |
65.3 |
1,400 |
70歳以上 |
21.5 |
60.0 |
1,290 |
女性
年齢 |
基礎代謝基準値 (kcal/kg体重/日) |
参照体重 (kg) |
基礎代謝量 (kcal) |
---|---|---|---|
10〜11歳 |
34.8 |
36.3 |
1,260 |
12〜14歳 |
29.6 |
47.5 |
1,410 |
15〜17歳 |
25.3 |
51.9 |
1,310 |
18〜29歳 |
22.1 |
50.0 |
1,110 |
30〜49歳 |
21.7 |
53.1 |
1,150 |
50〜69歳 |
20.7 |
53.0 |
1,100 |
70歳以上 |
20.7 |
49.5 |
1,020 |
※ 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2015年版)より抜粋。
基礎代謝は、年齢とともに低下します。また、基礎代謝は、体重や体の組成によって異なります。体重が重く、筋肉量も多い方が、基礎代謝も高くなります。一般に、男性の方が女性よりも基礎代謝が高いのは、このためです。
基礎代謝量を上げるには?
加齢にともなう基礎代謝量の低下は、除脂肪量(体脂肪を除く筋肉・骨・内臓などの総量)の低下、特に骨格筋量の減少が主な原因とされています。
年齢とともに基礎代謝が低下することはやむを得ないとしても、その減少幅をできるだけ抑え、基礎代謝の著しい低下を防ぐことはできます。
体幹トレーニングによって、大きな体幹筋を効率的に鍛えることです。
(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット)